皇帝陛下は後宮で
初恋令嬢を溺愛する
【本体639円+税】

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●著:藍井恵
●イラスト:みずきたつ
●発売元:三交社
●発行元:メディアソフト
●ISBN:978-4-87919-392-6
●発売日:2018/03/24

乱れて、もっと、僕に夢中になるんだ

捨て犬の面倒をみることが好きな子爵令嬢フローラは、ある日、犬の引き取り手の伯爵家において、皇帝ジュリアーノを紹介され驚愕する。彼はかつて自分が仔犬と一緒に拾い世話をした少女ジュリアだった。彼はその頃、少女の姿をしており、政敵に追われ身を隠していたのだ。「僕を受けいれてくれるよね?」当時から好きだったジュリアーノの熱烈な求愛を拒めず、後宮で蕩かされる日々。だが皇帝は複数の妃を持つのが当然とされていて!?





「え? ジュリアーノ、私のベッドで寝る気?」
 ジュリアーノは肘を突いて横向きになり、カーテンから顔を出したフローラを見上げた。
「あのときと同じさ」
「だから、あのときは女の子だと思ってたから!」
「でも、本当は男の子だった。だから、あのときと同じ。ここで寝たらいい」
「形だけって!」
「 犢陳詈轍辞瓩鮠欧某欧気擦覽い?」
 ――猜轍辞瓩泙派佞韻舛磴辰董帖痛榲にいい性格してるわ……。
 フローラはジュリアーノがいないほうの端まで足早に歩き、上掛けの中に潜り込んだ。
 ふたりは、大きなベッドの端と端で離れて横になっていた。
「絶対、こっちに来ないでよ!」
「私が男だって意識しすぎなんじゃないか?」
 醒めた口調で言われ、フローラは恥ずかしくなる。
「おやすみなさい!」
 フローラはジュリアーノに背を向けて目をつむった。
「おやすみ」という落ち着いた声が耳に入ってくる。
 最初こそ、いつ近づいてくるのかと、フローラは心臓をばくばくさせていたが、もう夜更けである。彼の寝息が聞こえてきたことで人心地つき、フローラも眠りの淵へと落ちていった。


「フローラ……強くて優しい……僕の女神……」
 ――僕?
 フローラは横臥で、腹部に顔を押しつけられ、太い腕で腰をぎゅっと抱きしめられていた。
「なあに? こんなに大きいのに甘えん坊さんね」
「好きで大きくなったわけじゃない」
 ――いっしょのベッドで寝たせいかしら?
「変な夢ね」
「そう、夢だ。だから、いいね?」
 ――いい? 何が?
 腰から片方の手だけ離れ、乳房の頂点をつままれた。
「……んあ」
 フローラの背筋に、甘い痺れがぞわぞわと這い上がっていく。夢にしては感覚が生々しすぎる。
 ――これ、現実……?
 フローラはそっと薄目を開けた。
 ジュリアーノは腹にくちづけるように顔を押しつけ、伸ばした手で、胸の頂を指でねじるようにさすっている。
 絹布の上からも、乳頭がぴんと張っているように見えて、フローラは慌てて目を閉じた。なんだかいやらしい感じがする。
 だが、視覚がなくなると感覚が鋭敏になるようで、尖端を優しく絹布に撫でられるたびに、フローラの奥深くから未知なる快楽が湧き出してきた。
「……ふぁ……あ……」
 ――やだ、声が……。
「そんな声を聞かされたら、我慢できなくなるよ……」
「あ、そんなの……だ、め」 
 快楽がフローラの全身を駆け巡り、彼女はびく、びくと上体を痙攣させた。
「どうして」
「や、こんなの……おかしい」
「いっしょにおかしくなりたいな」
「ひゃ……」
 右の乳頭に生温かいものが触れた。口蓋と舌に挟まれ強く吸われる。布越しに、そこがだんだんと湿ってくるのがわかった。
 しかも左側の乳首はいじられ続けている。
 フローラはすでに全身を甘い快楽に侵食され、拒む気になれないどころか、ずっとこうしていてほしいとすら思うようになっていた。
 今さら起き上がって拒否することなんてできない。そもそも足腰に力が入らない。
 ジュリアーノは乳房を持ち上げるように掴んで乳頭を舌で愛撫しながら、もう片方の手を裾から夜着の中に入り込ませた。膝裏を撫ぜ、徐々に手を這い上がらせる。
 その緩慢な動きは存外に気持ちよく、快楽は奔流となり、彼女の下肢へと集まっていく。
 ――何、これ、お腹の奥が……むずむずする。
 彼の右手が太ももの芯近くまで辿り着いたときには、フローラの口からは「はぁ、ふぁ……」という声にならない声が絶え間なく漏れ出るようになっていた。
 彼の指が太ももをぬるぬると這い上がってきたことで、フローラは、そこが濡れていることに気づく。
「水? どうしてここに?」
 ちゅぱっと彼の唇が胸から離れる。
「僕を待ち望んでいる証さ」
 フローラの脚を挟む彼の膝に力が入った。ジュリアーノが上体を起こしたようだ。左手で性急にフローラのワンピース状の夜着をまくり上げてくる。
「え、ちょっと、や……」
 フローラは拒否しようにも両手を頭上に掲げた状態で夜着に括られていた。
 しかも濡れた乳首が外気に当たった、ただそれだけで、フローラは全身の感覚が開いていくようだ。
 ジュリアーノが敏感になった乳首を親指で何度も優しく撫で上げてきた。
 直に触れられ、びくびくと体のあちこちを痙攣させてしまう。フローラはそれを止めようと、頭上でぎゅっとシーツを掴んだ。
 だが無駄だった。
 彼のもう片方の手がフローラの秘所に蓋をするように添えられたからだ。びくんと腰を跳ねさせてしまう。
 しかも、彼がその手をぬるぬると前後に揺らしてくる。
「ふぁ……あ……ふぅ……はぁ……あふ……」

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2019/5/25に発行しましたガブリエラ文庫2作品の各電子書籍ストアでの販売が8/25頃より順次スタート致します。

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2019/7/25
電子書籍ガブリエラ文庫プラス
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4月電子書籍【ガブリエラ文庫プラス】

1/『完璧CEOの正体は悪魔でした 溺愛トラップに翻弄されています!』天ヶ森雀・イラスト/敷城こなつ
2/『パーフェクト彼氏彼女の溺愛ウラ事情』池戸裕子・イラスト/小島ちな

2019/4/25に発行しました、現代物TLレーベル・ガブリエラ文庫プラス2作品の各電子書籍ストアでの販売が7/25頃より順次スタートいたします。

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