ご主人様、それはセクハラです!
危険な御曹司と溺愛24時♡
【本体685円+税】

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●著:森本あき
●イラスト:弓槻みあ
●発売元:三交社
●発行元:メディアソフト
●ISBN:978-4-8155-2048-9
●発売日:2020/02/25

触りたいように誘惑してみろ

ジャーナリストを目指す一花はスクープを狙い、黒い噂のある九条家にメイドとして潜入することに。九条家の御曹司、朝陽に肌が見える際どいメイド服を着るように強制され、我慢して従う一花。だが色気がないと言われムキになり、絵のモデルや色っぽい展開の映画の真似をして流されるまま抱かれてしまう。「おまえでもそんなにかわいい悲鳴を出すんだな」自由奔放で個性的な考えの九条の魅力に、一花はいつしか惹かれてしまい…!?




「目つぶってろ」
「え?」
聞き返す間もなく、その水をかけられる。幸い目には入らなかったけど、全身が濡れている。水の量が少ないから、ずぶ濡れにはなってない。
「ちょっと! 何すんのよ!」
まさか、水をかけるなんて。
「おまえがバカみたいに座ったままだと絵に動きが出ないんだよ。これで着てるものが体に張りついて、布の皺とか描ける」
一花が体を見下ろすと、ベビードールがぴったりくっついて体の線を浮き上がらせていた。乳首なんて完全に透けてる。
「そうだな。乳首とがらせるか」
「は?」
ちょっと待って。この人、なに言ってるの?
「これで」
九条が筆を持ってきた。細めの筆で、毛先がばさばさしている。
「じっとしてろ」
「いやよっ!」
冗談じゃない! どうして、筆で乳首をいじられなきゃならないの!
「だから、いやならクビだって昨日から言ってるだろ。俺の欲しいメイドは、したいことをさせてくれるやつだ。乳首をとがらせるって言ったら、はいどうぞ、とおっぱいを差し出す。そういうやつしかいらない」
ああ、そうだった。逆らうことは許されない。
そして、取材は始まったばかり。
一花は唇を噛んだ。
「それでいい」
九条が満足そうに笑う。
覚えてなさい。尻尾をつかんだら、絶対に九条家と取引してみせる。当主に怒られて、勘当されればいいんだわ。
九条が筆を乳首に近づけてきた。一花はそれから目がそらせない。
つん。
ベビードールの上から、筆が乳首をつついた。
「ひゃ…ぅ…っ…」
一花の体が跳ねる。
「あ、そういえば敏感なんだったな。忘れてた」
わたしだって忘れてたわよ!
「ま、ちょっとの辛抱だ」
そのまま筆で乳首を上下に揺らされた。水で濡れたときに、きゅん、ととがっていた乳首が、ますます硬くなっていく。
「あっ…はぅ…ん…やっ…あぁん…」
筆をくるくると回されて、ちくちくとしたものが乳首全体に当たった。じんじんとした痺れが全身に走る。
そうだ、こうなるんだった。
「こっちは筆の裏がいいか」
九条がもう一本、筆を取った。いじられていない方の乳首を、筆を裏返したその先端でこすられる。
「ふ…ぅ…っ…ん…あっ…はぁん…っ…」
筆とはちがう硬い棒で乳首をいじられると、またちがった快感が湧きあがってきた。体ががくがくと揺れて、足が自然と開いてしまう。
「片方は見せてた方がいいな。どっちにしよう」
筆先と筆裏で乳首をいじりつづけられて、頭がぼーっとしてきた。九条が何を言っているのか、一瞬わからなくなる。
見せる…? どういうこと…?
筆先は何本もの毛で乳首を覆うし、筆裏は硬さを保って乳首を責めたててくる。
乳首がベビードールを押し上げるぐらいとがりきって、一花に快感のみを伝えてきた。
「ひっ…ぃ…ん…いやぁ…もっ…やめっ…」
「右かな」
九条がベビードールのリボンをほどいた。
「だめっ…!」
乳首が見えちゃう!
透けてるのと見えるのとでは、全然ちがう。
慌てて押さえようとすると、水で張りついているからリボンがほどけただけで、左右に別れてはいない。
水、よくやった!
「いいな。このぴったりしてる感じ。じゃあ、ここを…」
右側のベビードールをずらされて、ぷるん、とおっぱいがあらわになる。
完全に油断していた。
「きゃーっ…!」
「へえ、おまえでもそんなにかわいい悲鳴を出すんだ。いいじゃん。昨日みたいに、おっぱい揉め! って迫るより、よっぽど色っぽい」
九条がにやっと笑うと、露出させた右のおっぱいを筆先でいじり始める。直接そうされると、ベビードールの上からよりも何倍もの快感が襲ってきて、一花は思わず椅子の肘をつかんだ。
「あっ…いやっ…ふぇ…ん…っ…」
「乳首、きれいにとがっていいな。こうやって、ぷつん、って出てるのが好きなんだよ。なんか、やらしくていい」
「もっ…だめっ…あっ…あぁん…いやぁ…」
じんじんが強くなってきて、思考能力が奪われる。
快感に支配される。
「いやなのか。じゃあ、しょうがない」
筆が両方とも乳首から離れた。ほっとしたのもつかの間、そのまま、肌を滑っておりていく。どこに…? と思ったら、開いた足へ向かうのが見えた。
「だめっ…!」

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