悪役令嬢のモブ姉ですが、攻略してないのに腹黒陛下に溺愛されています!?【本体1300円+税】

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●著:奏多
●イラスト: 藤浪まり
●発売元:三交社
●発行元:メディアソフト
●ISBN:978-4815543143
●発売日:2023/05/30

おとなしく俺の王妃になれ

前世で好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいたセシリア。悪役令嬢である妹が聖王ライオネルと結ばれるように画策するも、聖王にはセシリアが選ばれてしまう。惑うまま初夜を迎えると、現れたのは以前に窮地を救われ好意を寄せていた謎の青年ライ。彼の正体は聖王の世を忍ぶ姿だったのだ。
「お前を俺のものにしたかった」
熱く甘く愛してくる彼に、セシリアも改めて想いを寄せ―!?



 セシリアは恥ずかしくて、俯き加減でふるふると震えた。
 するとライはふっと優しい笑みを浮かべると、セシリアの頬に手を添え、再び唇を合わせた。
 小鳥が啄むように、ちゅっと唇を押しつけてはすぐに離してセシリアの反応を窺い、そしてまたちゅっと唇を押しつける。触れる時間は次第に長くなっていき、ゆっくりとセシリアの唇を食むような動作を加えながら、角度を変えてキスは繰り返された。
 セシリアから少しずつ緊張が解れていく。やがてライの唇の柔らかさを実感できるようになると、身体の芯が甘く痺れたような陶然とした心地となり、甘い声を小さく漏らしてしまった。
 するとライがやるせないため息をつき、薄く開いたセシリアの唇から、自分の舌を差し込んできた。
 熱くねっとりとした舌が、セシリアの口腔内をゆっくりと蹂躙し、セシリアの舌を搦めとる。
 ふたりの舌は縺れるようにして絡み合い、セシリアにぞくぞくとした甘美なものをもたらした。
「ん、ふっ、んん……」
(気持ちいい……。こんなにいやらしいキスをしているのに……)
 キスは爽やかなイメージがあったが、とんでもない。
 実際は濃厚で、口腔内だけではなく頭の中も掻き乱され、蕩けてしまうものだった。
 噎せ返るようなバラの香りが、ライの匂いに混ざって、恍惚とした心地になる。
 貴族令嬢としての嗜みとはなんだったか、思考が霞んでしまって思い出せない。
 ただ無我夢中で、ライからの甘美な感覚を享受しているだけだった。
 唇を離したライの顔はわずかに紅潮し、妖艶さを強めていた。
「可愛いな、そんなに……とろりとした顔をして」
 ライは片手でセシリアを抱きしめると、彼女の髪や頬に何度も唇を落とした。
 ゲームのこと、民や国の未来のこと……色々語り合い、セシリアに助言をもたらし、時にはからかって笑っていた彼が、こんなに甘い男だったとは。
 目が合うと、熱を帯びた黒曜石の瞳が細められる。
 ライから切なげな吐息をついた次の瞬間、再び唇を奪われた。
「ん……。セシル……舌を絡めて。そう……俺を求めるんだ」
 ライに教えられるがまま、セシリアはおずおずと舌を動かした。
 熱いライの舌が、ぎこちない自分に応えてくれるのがとても嬉しく、くねらせた舌先同士でしばし戯れる。だがそれだけでは物足りなくなってきて、徐々に舌の根元から濃厚に絡ませていく。
 互いの口から歓喜の吐息が漏れ、すぐに甘さを滲んだものとなる。
(なんでこんなに気持ちがいいの? ライが好きだから? もっと、ライともっと……)
 ライに導かれて、セシリアが両手を彼の首に巻きつかせると、ぎゅっと強く抱きしめられた。
 荒い呼吸に乗せて、深く浅く舌を吸い合い、淫らに舌を絡ませ合う。
 やがて名残惜しげに離された唇には、淫靡な銀の糸が煌めいている。
 我に返ったセシリアが羞恥に目をそらしてしまうと、ライがふっと笑い、セシリアが目を合わせるまで顔中にキスの雨を注ぐため、仕方なく視線を戻す。
「……まだ慣れないのか。俺のセシルは」
牴兇離札轡覘瓠宗夙爐貌叛蠅気譴燭茲Δ覆修慮斥佞、とても嬉しくて心が熱くなってくる。
「だったら、とことん付き合おう。お前が慣れるまで」
 色気があって美しい男であることは承知していたが、自分を相手に、ここまでの色香を放って男の艶を魅せてくるライが愛おしい。
 甘えたい気持ちになってきてライの服を掴むと、ライの手がそれを覆うように握ってくる。
(あぁ、すごく幸せ……)
「……セシル。グローディアに、キスのことをどう教える?」
 蠱惑的な瞳に見つめられると、セシリアの身体が火照り、下腹部の奥がきゅっと疼いた。
「気持ちよすぎて腰が砕けそうになるから、必ず座って応じてね、って」
 その返答に、ライは艶然と笑う。
「お前の腰は、砕けそうになっているのか?」
「ええ。わたしだけなのが……悔しいけど」
 するとライはふっと笑うと、セシリアの耳元に囁く。
「俺は……理性が砕けそうだ」
 やるせない響きを持つ声が、セシリアの鼓膜を震わせる。
 ぞくっとして身を竦ませると、ライはセシリアを横抱きにして、その首筋に舌を這わせた。
「は、ぁん……っ!」
 肌が粟立つような感覚に、セシリアはか細い声を上げて身を捩らせ喉元を晒した。
 するとライの唇が喉に吸いつき、大きくべろりと舐められる。
「しっとりとして甘いな……。お前の肌は。いつまでもこうしていたくなる」
「……っ」
「でもこれはレッスンだ。お前は優秀だから先に進むぞ」
 レッスンという現実的な言葉に心を痛めながら、セシリアはこくんと頷いた。
「男に抱きたいと思われるためには、鎧で身体を覆うな。苦しくて息を潜めた身体より、楽に呼吸をしているお前の身体が、どう弾むのかを楽しませてくれ」
 そう告げつつ、ライは舌を下降させながら、ドレスの両肩を下ろした。
 セシリアは硬いコルセットが苦手だったため、柔らかめのコルセットを愛用していた。
 中でも、グローディアと開発したレース製のものがお気に入りだった。ライとの閨のレッスンには、レースが   ふんだんに使用された新しいものを身につけてきたが、いざそれが彼の目に映ると羞恥心が勝る。いろいろ考えている間に、ライはリボンを解いてコルセットを外してしまった。
 押さえ込んでいた胸が、弾むようにして露わになった。
 それを見つめるライの双眸に熱が広がる。
 思わずライの視界から胸元を隠そうとするが、ライはその手を掴んで制した。
「隠すな。もうわかったから」
 妖艶な目を細めて、にやりとライは笑った。
「コルセットで強調しなくてもいいほど、お前の胸が豊かで柔らかなことは」
「ひ、人並みよ……!」
「では確かめよう」
 恥じらうセシリアを見つめながら、ライはふたつの膨らみをそれぞれ大きな手のひらで包み込むと、やわやわと揉みしだいた。
「俺の手からこぼれるほど大きい。柔らかくて、俺の手のひらに吸いついてくる。見て見ろ、セシル。俺の手の中で、自分の胸がどうなっているのか」
「……っ」
 ライに胸を見つめられ、触れられているだけでも羞恥に気が遠くなりそうなのに、自分の胸が彼の手で卑猥な形に変えられていることにくらくらする。
 はしたないと思う以上に身体が昂り、ぞくぞくとした快感を拾ってしまう。
 前世で犖た甬憶はあっても、体験している感覚は現実で、自分のことなのだ。
 ライによって、自分は女であることを改めて感じさせられることに、悦びも芽生えた。
「ふ……ぁんっ」
 身体を走る甘い痺れに耐えきれず、とうとう甘ったるい声を漏らしてしまった。
 ひとたび口にすると、喘ぎ声が止まらなくなってしまう。
「ふふ、感度もいい。……セシル。そんな蕩けた顔で楽しんでいないで、ちゃんとグローディアに伝えろよ。 日頃、押し潰されている乳房を解放して、こうやって愛でられると、どんな感覚になるのか」
 熱っぽく囁く声にすら、ぞくぞくしてしまう。
 思考がまとまらない。
 この得も言われぬ感覚を、グローディアにどう伝えていいのかわからない。
 以前、家庭教師から胸を大きくするためには、入浴中にマッサージをするといいとアドバイスをもらい、胸を揉んで自ら実践してみたことがあったが、気持ちよさなど皆無だった。
 それなのにライに愛撫されたら、身も心もとろとろに蕩けてしまいそうになる。
 彼の手が、その熱が、その力強さが愛おしい。
 もっと彼を、肌から感じたくてたまらなくなる。
「あぁ……美味そうなここを、味わわせてくれ」
セシリアが身体を弾ませたのは、ライが、じんじんとする胸の蕾を口に含んだからだ。
「あ、ん……――っ」
 そしてライは、淫らにくねらせた舌先で蕾を揺らしては、ちゅうちゅうと音をたてて、強く吸い立てた。
 最初に感じたちくりとした痛みも、慣れてしまえば快感にしか思えなくなってくる。
 ライが赤子のように、自分の胸を吸っている光景は、衝撃的で倒錯的だった。
 反発心よりも悦びに身体が震えるのに、口から出るのはなぜか拒絶の言葉だ。
「あぁ、ライ……だめ。そんなところ……あぁ……」
「甘くて美味しい木苺のようだ。一度口に含んだら……病みつきになる」
 うっとりとした声で呟くと、ライは舌と唇を使ってさらに丹念に蕾を愛で、反対の胸を手で強く弱く揉みしだきながら、蕾を指の腹でこりこりと捏ねた。
 鋭い輪郭を持った刺激に、セシリアはぶるりと身を震わせ、肌を粟立たせる。
「やっ、ライ、へんに……なっちゃう。だめ……!」
 意図せずとも意図せずとも身体が跳ねる。身体を走る快感は、太股の付け根にもどかしい熱としてたまり、甘い疼きが強まってくる。
 それが秘めたるいやらしい部分であることは、知識でわかる。
 今そこは、蜜を垂らしながらはち切れそうになっている果実のようだろう。
 弾けたいのに、弾けたらいけないような気がするのは、セシリアの理性によるものだ。
 セシリアは葛藤と快楽の狭間で喘ぎつつ、ドレスから伸びる両足をすり合わせて、膨らむ熱を外に逃がそうとした。
 するとちゅぽんと音をたてて、胸の頂きから口を離したライが苦笑する。
「もうおねだりをおぼえたのか? 切なそうな女の顔で、そんなにねだって」
「ねだってなんか……」
「……少しずつ時間をかけようと思っていたが、セシルは上達が早いから、予定を繰り上げるか」
 ライはセシリアを後ろ向きに抱き直し、自分の膝を跨がらせて座らせた。
 背に、逞しい胸板を感じて鼓動が跳ねる。
 ライの男らしい匂いと熱に包まれ、多幸感に酔いしれていると、ライに顔の向きを変えられ、唇を奪われた。
 食むようなキスを繰り返しながら、ライはドレスごとセシリアの両足を折り曲げて立てる。
 放尿させられているかのような格好をさせられ、セシリアは羞恥に身を強張らせたが、ライの手が胸を包み込んで揉み始めると、抗う気持ちも薄れてキスに溺れてしまった。
 いつの間にかドレスの中に忍んでいたライの手が、セシリアの太股の裏を撫で上げてくる。
 ぞくりとしてセシリアが身を竦ませた瞬間、唇からぬるりとしたライの舌がねじ込まれ、ねっとりとセシリアのそれと絡みついた。
 キスと胸の愛撫で蕩けた身体は、足を撫でるライの手を過剰に意識してしまう。
 切なく疼く秘処にライの手が近づくにつれ、セシリアは息を詰めたが、また手は遠ざかる。その度に、喜悦と落胆の表情が浮かぶらしく、ライが唇を話して小さく笑う。
「やっぱりねだっているだろう」

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『転生悪役令嬢は、氷の侯爵を決死の覚悟で誘惑する バッドエンド回避で溺愛ルート突入です!』茜たま・ill/鈴ノ助

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『悪役令嬢の娘なので、王子様はお断りいたします! イケメン王子は溺愛する令嬢との結婚に手段を選ばない』逢矢沙希・ill/KRN
『転生した男爵令嬢は、国王陛下の28人目の婚約者に選ばれました 陛下、今度の人生は溺愛されたいです』火崎勇・ill/なおやみか

2023/2/28に発行致しました、ガブリエラブックスの各電子書籍ストアでの販売が2023/3/30頃より順次スタート致します。
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『伯爵家のお荷物令嬢なので身を引いたのに、パーフェクトな義弟の執愛から逃げられません! 時戻りはワンナイト前のはずでした』竹輪 ・ill/氷堂れん
『伯爵令嬢は魔法を操るイケメン公爵に娶られ溺愛されてます 私の針仕事が旦那様のお命を救うんですか!?』北山すずな・ill/すがはらりゅう

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2/『コワモテ不動産王の不埒な蜜愛』玉紀 直・イラスト/なま

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